仏教では人は死ぬと七日ごとに7回、現在でいう『裁判』が行われ、その裁判で生前の功徳を裁かれ、四十九日目に判決が出て死後の行き先が言い渡される、といわれています。
裁判の日を忌日(きじつ)といい、四十九日目が忌明けとされています。
その四十九日目に故人の成仏を願いながら行う「忌明けの法要」は僧侶にお経をお願いし、親族などを招いて比較的盛大に行うことが多いようです。
四十九日の忌明け法要までの準備
- 寺院との打合せ 日程の決定
ご葬儀のあとのご挨拶のときなどに、相談をしておきましょう。
- 法要会場の予約
食事をする料理屋・ホテルなどを予約します。
- 案内状の発送
日時、場所が決まったらハガキなどで連絡を行います。
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- 本位牌の用意 四十九日法要で白木の位牌を本位牌に変えます。
位牌に戒名などを入れるので、10日以上余裕を持って注文するとよいでしょう。
- 仏壇の用意
家に仏壇がない方は、四十九日を機に購入されることが多いようです。
すでに家にある方は、四十九日までにきれいにお掃除をしておくとよいでしょう。
- 法要の引出物の手配
法要に来ていただいたかたにお持ち帰りいただきます。
人気のあるものは、あまり重くなく、召し上がりながら故人を偲んでいただくということでお菓子やお茶などを選ぶかたが多くなっています。
- 忌明けの挨拶状・香典返しの手配 法要後に発送します。
挨拶状の内容を決め、確認したり、お品物を決め、住所確認する時間などもあるので、余裕を持って2週間くらい前かに申し込みましょう。